南禅寺周辺の疏水分線







疏水分線の起点は蹴上にあります。この付近の琵琶湖疏水の水路は複雑ですが大まかに捉えると、疏水の本線から

1 南禅寺船溜への放水
2 蹴上発電所への水
3 南禅寺周辺の庭園への水

を次々と振り分けて、残った水が疏水分線へと流れていく構造になっています。

南禅寺船溜への放水口蹴上発電所への水を流す導水管





南禅寺周辺の庭園への水の取入口との分岐点



庭園への水を分けた後、「疏水分線」が始まります。静かに南禅寺の裏山を流れていきます。




疏水分線傍を歩くことができます



まもなく南禅寺の境内に入ります。疏水分線は「水路閣」というレンガ製のアーチ構造の水路橋の上を流れます。完成した当初はかなり不評だったようですが完成して100年以上たった現在では人気観光スポットになっています。


水路閣遠景水路閣近影



水路閣の上の様子トンネルに入り南禅寺の境内を出る疏水分線



南禅寺の境内を出た直後に扇ダムという施設があります。このダムは疏水分線の水量を調節する施設で余った水は放水路を経由して南禅寺船溜に流されます。


扇ダム(写真奥)と放水路南禅寺周辺の街を流れる放水路
船溜への放水口南禅寺船溜




●メモ

◎蹴上から南禅寺水路閣までは疏水分線のそばを散歩することができます。

◎扇ダムは東山高校裏手にあるため、近づくことはできません。




1、南禅寺周辺の疏水分線
2、哲学の道周辺の疏水分線
3、北白川周辺の疏水分線
4、一乗寺周辺の疏水分線
5、下鴨周辺の疏水分線
6、紫明通周辺の疏水分線

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