二条公園





元は博覧会の児童遊園地
二条公園は二条城北西側に位置する小さな公園です。元々は昭和3年、昭和天皇御即位の記念に開かれた「大礼記念京都大博覧会」の会場内に設けられた児童遊園地で、後に公園として整備されました。

改修で池が「復活」
その後、開園から60年以上立ち公園も老朽化したことから、2003年から2005年にかけ大掛かりな改修工事がなされました。これにより、かつてこの公園の北側にあったとされる「鵺池(ぬえいけ)」が復元されました。この池は平家物語にも登場するほど歴史あるもので、今回の「復活」により末永く地域の人々に大事にされていってもらいたいと思います。






二条公園は二条城のすぐ北西側に位置します。


新しい二条公園の石標公園と二条城(写真奥の木々)



公園北側に復元された鵺池があります。この池は「平安時代後期、天皇を苦しめた怪鳥の鵺を源頼政が見事に射落とし、その時に血のついた鏃(やじり)を洗ったのがこの池である」という伝説を持っています。


新しい鵺池古い鵺池の碑



導水源池の水近影



池そばにある「鵺大明神」の祠昭和期に建てられた新しい鵺池の碑



鵺池の水はそのまま新しく設けられた人工せせらぎとなって公園内を流れていきます。


せせらぎの始まり公園内を流れるせせらぎ



せせらぎ近影飛び石



小さな池と四阿(あずまや)せせらぎの終わり




●メモ

◎改修前は「二条児童公園」と呼ばれることが多かった公園です。現在は児童に限らず大人ものんびりできる公園になっています。




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